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12/12, 2002
京フェスでSFマガジンの塩澤編集長にお会いし、らっぱ亭奇譚集・その壱・その弐を届けていただいた憧れの浅倉久志さんからご丁寧なお手紙をいただき、感激しています。幼少時より翻訳SFにはまりきっていた私にとって、浅倉・伊藤という存在は計り知れない影響を与えてくださったわけで、今年いちばんの嬉しい出来事でした。
そのらっぱ亭奇譚集・その弐について、大熊宏俊さんが掲示板ヘリコニア談話室にて、一作一作を順次ご紹介されていっています。読み達者な大熊さんのこと、訳した私よりも遙かに端的かつ的確なレビュウですので、どうぞ。
明日からは出雲に出張。学会の合間に温泉につかって蟹で一杯、ってわけにはいかないかなあ。
12/3, 2002
今年は北米放射線学会をパスしてお留守番。大学院生のポスター発表英訳がなんとか間に合い、現在しばしの英語離れ中です。とは言ってもせっかくの"Hound dog's ear"なので、ぱらぱらとめくってみると、おおっ、懐かしのキャプテン・ロードシュトラム登場! ああ、柳下さん訳でSpace Chanteyの邦訳でないかなあ。
実はけっこう気に入っていた「魔術探偵スラクサス」の続巻が出ないらしい。(内田昌之さんの翻訳部屋より) でぶで大食らいの中年探偵じゃあ、あんまり売れなかったのか。しかたなくシリーズ全作の原書を取り寄せる。(←こんな買い方するから、古沢嘉通さんに「洋書買いのたがはずれている」って言われるのだ)
ぼちぼちと、メールや掲示板でらっぱ亭奇譚集・その弐のご感想をいただいています。木戸英判さんから、訳した私も気づいていなかったような読み方を示唆されたり、大熊宏俊さんの掲示板ヘリコニア談話室への書き込みで実に的確なエムシュ作へのコメントをみつけたり(そのまま、レビュウに流用したい誘惑にかられています)。前作でもいろんなご指摘をいただいており、そろそろ正誤表とか、FAQ(笑)とかも作らねば。
11/26, 2002
先週末はオンデマンド人力製本(笑)にて、らっぱ亭奇譚集・その弐をあちこちに送付。メールでの問い合わせに御返事いただいた方々などへ。(まうご犬さん、アドレス不明ですので、お読みでしたらご連絡ください)お問い合わせのメールや、京フェスでお渡しした方からのご感想メールとかもいただいていますが、返事を書く暇がなかなかとれません。今週末くらいには何とかできるかと。また、先週末は医局のサーバーも落ちていたようで、ご迷惑おかけいたしました。
あと2作で確認できているラファティの短編全読了なのですが、そのうち一編"Hound dog's ear"のテキストを入手! 牧眞司さん、どうも有り難うございました。さあ、残るは"Love Affair with Ten Thousand Springs"。どなたか、お持ちでありませんか?(←他力本願)。
さて、全く信用ならない次号予告などを。今回間に合わなかったジーン・ウルフの"In the House of Gingerbread"はたぶん大丈夫でしょう。ショウガパンつながりで、スラデックの"Blood and Gingerbread"も候補ですが、実はまだ読んでいないので保留と。魔女っ娘特集で、キース・ロバーツのアニタから"Outpatient"と、ソーニャ・ドーマンの"The Putnam Tradition"ってのもいいかなあ。あと、イドリス・シーブライト(マーガレット・セントクレア)とか。ラファティでは、Assault on Fat Mountain、The Emperor's Shoestrings、I Don't Care Who Keeps the Cows、Lord Torpedo, Lord Gyroscope、Marsilia V、Mr. Hamadryad、Royal Licoriceあたりから2-3編。スラップスティック・コメディとして、Endangered Species、Haruspex、Oh, Those Trepidatious Eyes!からひとつ。シリーズものとして、Bird-Master(不純粋科学研究所)、Two for Four Ninety-Nine(アウストロとロイ・メガ)、Holy Woman(苦虫ジョン)、Quiz Ship Loose(居住世界・ダハエが舞台)から1-2。そして、クレプシス年代記の三回目。とは言っても、いつになるかはまったく未定。鈴木慶一と高橋幸宏に怒りが昂じるとはじまるビートニクスみたいに、本業のストレスがたまるとはじまる奇譚集です。(←本気にしないように)
11/19, 2002
京フェス初参加。らっぱ亭奇譚集・その弐を配ることと、古沢嘉通さんと深山めいさんに一度ご挨拶しておこう(そして、美味しいワインのお相伴にあずかれれば幸い)という目的です。本会では、配るにも顔がわからない方ばかりで休憩時間ごとに林哲矢さんをつかまえては訊きまくるという次第。さらに、三人分の依託もお願いしてしまいました。林さん、どうもお世話になりました。
夕食はたまたま、一歩さんとかつきさんとご一緒させていただき、本業からみでもいろいろとお話を。でも、放射線科医は必ずしもCTの原理とか理解しているわけじゃないってことが明らかになっただけのような...。
合宿では、まず古沢さんのワイン部屋へ。いやあ、スパークリングも赤も白もみいんな、とても美味しゅうございました。部屋で開けられた二十本をすべて味わったのは私ひとりだったいう結果に。最初は緊張してかしこまっていたのですが、酩酊するにつれ喋るは唄うわ瓶ひっくりかえすわ、まことに申し訳ないです。古沢さんが掲示板で「記憶飛んでませんか?」と書き込まれてましたが、そのとおり。飛びまくっております。とりあえず、なんか失礼なこと言ったりしたりしたような気がするかたに謝っておきます。古沢さんめいさんことさんぜるさんぜでさん三村さんかずめさん高野さん冬樹さん大森さん水鏡子さん塩澤さんごめんなさい。そのほか、飛んだ記憶の中に埋もれてしまった方々もごめんなさい。世界中にあやまります。ごーめーんーなーさーいー。
結局、ほかの合宿企画にまったく参加せず、ワイン部屋撤収のお手伝いをしようとしてほとんど役にたたぬまま、三時過ぎに泥のように就寝。翌朝はふらふらと朝の京都を二時間ほど歩いてアルコールを抜き、受験で上洛していた姪と姉に合流。昼はミニ懐石のコースを食べに行き、地ビールを三本空けてしまう。いったい私は、何をしているんだろう。それから喫茶店でうたたねをして夕方まで時間をつぶし、高速バスにて帰徳。
こんなの、京フェス参加レポートになってないよなあ...。
11/14, 2002
というわけで、らっぱ亭奇譚集・その弐が完成しました。販売はいたしませんので、ご興味ある方は、ご連絡を。(特に京フェス参加予定の方はお早めにお願いします。)
11/12, 2002
ウイークデーにもちこむと絶望的なので、寝ずにがんばってなんとかエムシュのThe Circular Library of Stonesを訳了。いやあ、ほんとエムシュならではって作品でした。タイトルがなかなかすっきりとしないのですが、「石環の図書館」にしました。と、いうわけで、らっぱ亭奇譚集・その弐のすべての作品の翻訳終了です。これから、手直しと、コピーと、自家製本。
前号を、こちらから勝手に贈らせていただいた方々、本サイトの追悼企画にご参加いただいた方々には、進呈させていただきます。また、SFセミナーの追悼部屋参加者の方々は、こちらでお名前や送付先等が把握できておりませんので、ご連絡いただければお送りいたします。その他の方で、もしご希望があれば、今からでもマイ・ベスト3にweb公開用のコメントをつけてご応募いただければ、進呈いたします。(送料節減のため、京フェス参加予定の方は、メールにてご連絡いただければ、有り難く思います)
とりあえず、目次でも。
浜辺にて(By the Sea Shore) R. A. ラファティ
グレイ・ゴースト -追憶-(Gray Ghost: A Reminiscence) R. A. ラファティ
曾祖父ちゃんを訪ねる日曜(A Sunday Visit with Great-grandfather) クレイグ・ストレート
人じゃなく、犬でもなく(Neither Men Nor Dog) ジェラルド・カーシュ
ブレイクニーズの建てた家(The House the Blakeneys Built) アヴラム・デイヴィッドスン
石環の図書館(The Circular Library of Stones) キャロル・エムシュウィラー
らんぐ・だんぐ・かるーふ(Rang Dang Kaloof) R. A. ラファティ
マタゴルダ奇譚(Tongues of the Matagorda) R. A. ラファティ
クレプシス年代記 第二篇(Annals of Klepsis, Second Canto) R. A. ラファティ
今週は、まだこれから学会発表のポスター作成があって、生きて京フェスに辿り着けるかどうか不明。無事参加できましたら、みなさんよろしくお願いします。
11/10, 2002
天辺掛高さんのベスト3を追加(集計外)。「一期一宴」「七日間の恐怖」「ブリキ缶に乗って」です。コメントはこちら。
エムシュはあと7ページあまり。平易な単語しかでてこないんだけど、訳すとなるとけっこう難しいんですう(泣き言)。
11/9, 2002
らんぐ・だんぐ・かるーふ訳了。さあ、ラスト・スパート。エムシュのThe Circular Library of Stonesは果たして間に合うか!?
11/4, 2002
クレプシス年代記(第二篇)訳了。らんぐ・だんぐ・かるーふを一気に仕上げたいところですが、明日の講義の準備が...。連休は、当直して、徹夜で飲んで、大学祭のボニーピンク・ライブをみにいったら終わってしまった。合間に、地球礁レビュウ海外編を抄訳して林哲矢さんの掲示板に書き込んだり。『地球礁』感想リンク集では、私の2-3行程度のコメントまでリンクしていただき、恐縮の限り。せめて、たれこみなどででも協力をしよう。(←自分もちゃんとしたレビュウを書くのが先では?)
10/29, 2002
クレプシス年代記(第二篇)翻訳中。週末に急遽講演の依頼があり、もうどーにでもしてって気分になる。
奇譚集その弐の収録作をほぼ決定。軽めのラファティはらんぐ・だんぐ・かるーふ(Rang Dang Kaloof)で。ラスト・スパートが間に合えば、エムシュのThe Circular Library of Stones(邦題はまだ考え中)を。今号は、しいて言えばマジック・リアリズム特集かな。あるいは、老人と子ども特集という気も。なんか、どんどん売れ筋から遠ざかっていくような(売ってないけど)。
ふと、八月末〆切だった原稿をすっかり忘れていたことに気付く。まあ、あと半月ほどは思い出さなかったことにしておこう。きっと、大丈夫...。
さらに、意図的に忘れようとしていて、本当に忘れていた研究費の申請書のことを言われる。連休中にはなんとか、と答えてしまう。大丈夫だよね。たぶん。
10/27, 2002
マタゴルダ奇譚(Tongues of the Matagorda)訳了。京フェスまでに、国内外の学会抄録を3-4と、講義2回と、ポスター発表ひとつと、試験問題作成と、当直3回をこなさなきゃならないという現実に愕然としつつ、あずまんが大王サントラ2(演奏:栗コーダーポップスオーケストラ)などを聞いて和んでいる日曜の午後でした。
10/22, 2002
サーバーへのアップロードを自宅からできるよう設定してもらったので、サイトの更新はなくとも、更新履歴のみ更新してしまうという今日このごろ。(←ただの日記じゃないのか?)
ぼちぼち、「らっぱ亭奇譚集・その弐」の内容がかたまってきましたので、ご案内。ご興味ある方は、メールにてご連絡下さい。(完成予定日は京フェス)
浜辺にて(By the Sea Shore) R. A. ラファティ(訳了)
グレイ・ゴースト -追憶-(Gray Ghost: A Reminiscence) R. A. ラファティ(訳了)
人じゃなく、犬でもなく(Neither Men Nor Dog) ジェラルド・カーシュ(訳了)
曾祖父ちゃんを訪ねる日曜(A Sunday Visit with Great-grandfather) クレイグ・ストレート(訳了)
ブレイクニーズの建てた家(The House the Blakeneys Built) アヴラム・デイヴィッドスン(訳了)
環状石の図書館(仮題)(The Circular Library of Stones) キャロル・エムシュウィラー(翻訳中・挫折する可能性もあり)
マタゴルダ奇譚(Tongues of the Matagorda) R. A. ラファティ(追悼ベスト3ついでに企画で、訳してほしい作品堂々のベスト1(三票だけど)。ぼちぼちととりかかります)
ショウガパンの家(In the House of Gingerbread) ジーン・ウルフ(ほぼ、あきらめ中。次回にスラデックの"Blood and Gingerbread"と併せてショウガパン特集といこうかな。おまけにレジデンツのGingerbread Manの紹介もつけて)
あとは、軽めのラファティをひとつくらい。絶滅寸前種(Endangered Species)か、ラン・ダン・カルー(Rang Dang Kaloof)あたりか。
そうそう、連載(笑)があったっけ。クレプシス年代記第二篇。全十三章が完結するまで、何年かかるんだろう。(もうすでに内容を忘れかけているのだが)
今日から秋田へ出張。美味しい日本酒で酔いつぶれなければ、秋の夜長にもう一、二篇は訳せるかなあ。
10/20, 2002
アヴラム・デイヴィッドスンの"The House The Blakeneys Built"を訳了。らっぱ亭のアンテナでひさびさのThe Avram Davidson Websiteの更新を知り(ちなみに、このサイトをチェックしてるのって、ほかにはmercy snow antennaだけですね)、生前に刊行された最後の作品集"Adventures in Unhistory"がTor Booksから再刊の予定になっているとの記載に、狂喜。これだけが手に入らずに、ずっと探していたんです。ちょっとした、シンクロニシティ気分。
10/19, 2002
「航路」、届いた。100ページほど読んだが、大好きな「リアルト・ホテルで」と似た雰囲気で、先が楽しみ。
先週末にキャロル・エムシュウィラーの"The Circular Library of Stones"を1ページちょっと訳しはじめてたのですが、今週は過労死寸前の忙しさでまったく手が出せずに中断。気分を変えて今日はアヴラム・デイヴィッドスンの"The House The Blakeneys Built"を始めました。未知の惑星に漂着した一家が、数百年前の移民の末裔ブレイクニー一族と出会ったが、かれらは近親婚の果てに奇矯な生活を送っていた...って話。予定のジーン・ウルフの"In The House of Gingerbread"はちょっと長めなので無理っぽいかなあ。
10/14, 2002
クレイグ・ストレートの"A Sunday Visit with Great-grandfather"訳了。なんか、老人と子どもの出てくる話ばっかり訳しているような気が。しかし、この作家も邦訳に恵まれていないよなあ。さて、次はジーン・ウルフかキャロル・エムシュウィラーあたりか。
「航路」、まだ届かない...。
10/11(追加), 2002
気分転換に、ジェラルド・カーシュの短い作品"Neither Man nor Dog"を一気に訳了。ああ、眠い。
「航路」、生協で注文したのがまだ届かない...。
10/11, 2002
「地球礁」、やっと届いて即読了。原著は1/3くらい読んでたのですが、長編でここまで違和感なくすっとラファティ世界に入っていける翻訳はなかったような。この調子で、次はSpace Chanteyあたりを訳していただけないでしょうか。
当然ながら柳下さんとは比べようもないのですが、私も拙くも翻訳奮闘中。Gray Ghost: A Reminiscenceを訳了しました。「地球礁」の解説で柳下さんの書かれていた、ラファティ幼少期の郷愁と幻想味溢れるマジック・リアリズムものの一篇で、個人的にはベスト3にも選んだ、大好きな作品です。さあ、次はクレイグ・ストレートの"A Sunday Visit with Great-grandfather"かな。
10/3, 2002
「地球礁」、生協で注文したのがまだ届かない...。
それはさておき、林さん@不科研ラファティ・ビブリオにらっぱ亭奇譚集・その壱をご掲載いただき、感激。オンデマンド製本(笑)にて50冊くらいは作ったかなあってくらいの弱小ファンジンですが、励みになります。秋の学会シーズン到来にて本業が多忙になってきたので、現実逃避とストレス解消のために久しぶりに翻訳に手をつけはじめてます。まずは、ラファティの"By the Saeshore"を訳了。ああ、シュールなスラップスティック・コメディは愉しいなあ。次はGray Ghost: A Reminiscenceあたりかな。今年は近場だし京フェスにも初参加してみようか、と思ってますので何とか突貫で"その弐"をつくろうと無謀な計画中。ジェラルド・カーシュ、キャロル・エムシュウィラー、クレイグ・ストレートあたりが入るかも。スラデック、ジーン・ウルフ、アヴラム・デイヴィッドスンも候補を選んでますが、次回まわしになる公算大。あっ、クレプシス年代記連載ってのもあったっけ。
しかし、更新履歴といいつつも、何にも更新していないような...。
9/24, 2002
一時、河出書房新社の新刊リストから消えていた「地球礁」でしたが、無事リストに復帰。この秋一番の楽しみです。
リンクの手直し。古沢嘉通さんと加藤隆史さんのアドレス変更、AMEQさんの海外SF翻訳作品集成の移動など。木戸英判さんのサイトでは、ラファティのコーナーに「悪魔は死んだ」のレビュウが追加されています。また、田波正さんの翻訳趣味では、デイヴィッド・I・マッスンの「地獄の口」が登場。
林哲矢さんの翻訳SFファン度調査。サンリオ撤退後の'87年からということで、ちょうどSFから遠ざかっていた時期に一致しており、やな予感がしていました。案の定、32/250作(大部分が短編集)と、とてもSF者を名乗れない結果に。これに読みかけ〜積ん読の60作を加えても100作に満たないんだもんなあ。一方、本格ミステリファン度調査では意外にも55/300作とけっこう読んでいました。京極夏彦、殊能将之など、作家で押さえて読むというパターンが多いからでしょうか。いや、それにしても最近は長編を完読することが少ないなあと反省。海外SFファンじゃなくって、海外短編SFファンと名乗るようにしましょう。(と言いつつ、SFマガジンも買ってるけどあんまり読んでいない)
ちなみに、既読はアンソロジー5、ラファティ3、ティプトリー3、ベイリー3、イーガン2、ヴァーリイ2、ディック2、スミス2、デイッシュ、バンクス、マクラム、ブレイロック、マッキンタイア、ワトスン、ウィリス、スラデック、ラッカー、スターリング各1。年代別では、'87と'89に6作、あとは0-3作。ああ、二十歳くらいまでは、いわゆる"名作"はほぼ押さえていたというのに。(ラルフ124C41+は読んでないけど)
8/28, 2002
「地球礁」は9月27日(柳下毅一郎訳, 河出書房新社, 1800円, 4-309-20364-7)発売だそうです(河出書房新社のサイトより)。ああ、原書で読まないでいてよかった(←ヲイ)。あと、パングボーンの「デイヴィー荒野の旅」解説で、牧眞司さんが"名のみ高い未訳作品"を列挙された中にラファティの「第四の宿」があり、"...現実の翻訳にすべく、努力をしなくては。"との決意表明が。期待が募りますね。個人的には、牧さんの挙げられた作品ではデイヴィッド・R・バンチの「モダーニアの物語」、キース・ロバーツの「白亜の巨人」、ジョン・スラデックの「機械生物」あたりを希望します。ちなみに、「機械生物」(Mechasm)はプロローグだけ訳して力つきた記憶が。
スラデックといえば、林哲矢さんの新設掲示板は不安検出書B式。タイトルにつられて書き込んでしまいましたが、Amzon.co.ukからやっと"Maps: the uncollected John Sladek"が到着。発売が延々と延びているうちにAmzon.co.jpでも注文可能となっていたようで、送料分が高くついてしまいました(泣)。大枚はたいて入手した"Blood and Gingerbread"も収録されている(再泣)お得な一冊。
Small Beer Pressよりキャロル・エムシュウィラーの新刊が二冊(長篇"The Mount"と短編集"Report to the Men's Club and other stories")出てご機嫌です。そろそろ、キットとキャロル...も更新せねば。
ラファティ小ネタとしては、R.A. Lafferty Devotional Pageの掲示板を読んでいて、ラファティの映像化作品があるらしいとの書き込みが。おそらくは'80年代早期のCBC製作による短編映画だろうとのこと。原作は"七日間の恐怖"らしいのですが、どなたか詳細をご存じの方がおいでましたら、ご一報下さい。
あと、ラファティを原文で読んでみたいけど、原書を買うのはちょっとという方に朗報。"巨馬の国(Land of the Great Horses")が無料で読めるページがあります。Scifi.comのページにはいろんな作家の過去の名作と、新作がアップされています。アーカイヴはここ。
そういえば、最近ラファティの原書をさっぱり読んでいない。Where Have You Been, Sandaliotis?(Apocalypses)は何度目かの中断中。なんか体力がなくて、短めの短編しか読めない今日この頃です。その中では、Craig Streteの"A Sunday Visit with Great-grandfather"とか、けっこうお勧め。たぶんインディアンの曾お祖父ちゃんが、地球侵略に来た異星人と図らずも闘うことになる話。マック・レナルズの"火星人来襲"と似たプロットだけど、最後にひとひねりもあって結構楽しめる。あと、殊能将之さんのa day in the life of mercy snow 8月分から、F. M. バズビーの"Tell Me All About Yourself"を読んだ。掲載のNew Dimensions 3はラファティの"草の日々、藁の日々"、ティプトリーの"接続された女"、ル・グウィンの"オメラスから歩み去る人々"など、なかなか凄いラインナップである。なお、読み終わってから気付いたが、"この不思議な地球で -世紀末SF傑作選-"に"きみの話をしてくれないか"として邦訳があるようだ。'74の発表時には結構衝撃的だったのか、編者も"危険なヴィジョン・シリーズ向けだろう"とのコメントだけど、今読むとああロマンティックで綺麗な話だなあと思ってしまうのだった。(←大丈夫か?)
8/14, 2002
Web MagazineのAnima Solaris8月号(No.27)にラファティ氏追悼ブックレビューとして雀部さんと対談しています。初心者向けの話をってことだったのですが、何やら濃い話題になってしまったような気が。
7/23, 2002
推箱子さんからベスト3のコメントをいただきました。集計外とはなりますが、コメントに追加させていただきます。他にも、マイ・ベスト3をお知らせいただける方がございましたら、ご連絡下さい。
Where Have You Been, Sandaliotis?(Apocalypses)第5章を追加。やっと半分くらいです。
原書リストの雑誌の項にIf, '66/2を追加。"九百人のお祖母さん"収録号です。
7/16, 2002
古沢嘉通さん、Review IKA #1のファンジン大賞ダブル受賞(ベストファンジン賞と翻訳・紹介部門賞の二冠)、おめでとうございます。(って、ここに書いてどうする?
)日頃から掲示板Trash Can Extraにさりげなく書き込まれている貴重な海外SF情報には本当にお世話になっておりますし、そもそも僕がらっぱ亭奇譚集を作ろうと思ったのは、Review IKA #1に触発されたからでした。というところで、ちゃんとリンクさせていただいていなかったことに気付きまして、「未訳SF紹介を支援するということで」コーナーに。また、アドレス変更をご連絡いただいたMercy Snow Official Homepageのリンクを新アドレスに。それから、SPPAD60では、ディッシュやアルジス・バドリスの新訳!が読める翻訳趣味コーナーの紹介を追加。
原書リストの雑誌の項にShock, '60/9とAmazing, '85/7を追加。
6/30, 2002
SFマガジンのラファティ追悼特集号。横山えいじさん描くところの、ラファティおじさんビールでほろ酔いの図は、永久保存版の表紙絵ですね。牧眞司さんの手になる全著作目録をざっと眺めて、拙サイトのリストにとりあえず漏れがないことを確認し一安心。かなり怪しい拙リストの書誌情報の補完のため、これからじっくりと読ませていただこうと思います。(なお、以前に未確認短編として挙げた"Last Laugh"については、SFセミナーで牧さんに直接お尋ねしたのですが、やはりわからないとのことでした。もしかしたら、ラファティには本国以外で売れた短編が幾つかあるので、そのひとつかも、とも。)
作家・翻訳家・評論家18名による追悼文/短編ベスト3は読みどころ満載です。伊藤典夫さんのコメントからは、新たな短編集が出る期待が。みなさんがベスト3に挙げられた作品にはあまり意外性はなかったのですが、古沢嘉通さんの"ベスト3"にはやられたっと思いました。
SFセミナーレポートの記事中に、自分の名前を発見して仰天。
原書リストの雑誌の項にStrange Plasma, #7を追加。また、今回のSFマガジン訳出短編の邦題をあちこちに追記。
短編ベスト3にて見事に一位を獲得したスロー・チューズデー・ナイトに登場する三つの種族の語源について、ラファティ重箱の隅を更新。
6/25(追加), 2002
タイトル訂正のご連絡を受けました。Thinkさんの投票された「町かどの穴」は「七日間の恐怖」の間違いだったということで、順位も若干変動して「町かどの穴」は三位から転落しています。(結果のアップからすぐにご訂正のメールをいただいていたのですが、更新が遅くなってしまい申し訳ございません。)
さあ、SFマガジン発表のプロによるベスト3はどうなっているのでしょうか。
プレゼント本は週末に鋭意製本いたしますので、発送は来週半ばを予定しております。ご応募いただいた方々はしばしお待ち下さい。
6/25, 2002
短編ベスト3の集計結果とコメントをアップしました。ご応募いただいた方々に感謝いたします。また、サイトで強烈に御宣伝いただいた林哲矢さんをはじめ、宣伝にご尽力いただいた河本さん、日記や掲示板等でコメントしていただいたArteさん、深山めいさん、森下一仁さん、湯川光之さん、どうも有り難うございました。
6/21, 2002
短編ベスト3への応募は9名。心当たりにメールを送りまくったりしても、なかなか難しいですね。6/25のSFマガジン発売日にあわせて、6/24(月)の深夜に集計結果をupしますので、それまでロスタイムってことで〆切を6/24まで延長します。さらに、この際らっぱ亭奇譚集・その壱を応募者全員プレゼントだあっ!
6/18, 2002
Where Have You Been, Sandaliotis?(Apocalypses)第4章を追加。全11章を何とか今月中には完成したいものです。
現在、短編ベスト3への応募は5名。みなさん、どうか、ご応募お願いしますう(泣)。
6/11, 2002
久しぶりに、未訳長編内容紹介を更新。Apocalypsesを構成する中編"Where Have You Been, Sandaliotis?"の前半三分の一くらい(1-3章)ってところで、力尽きました。
6/10, 2002
現在のところ、短編ベスト3への応募は二名です。熱狂的なファンのかたも、ちょっと読んでみて面白いって思われたかたも、何とぞご応募をお願いします。
5/30, 2002
さて、再び、ラファティ追悼企画・あなたの選ぶ短編ベスト3というものをやってみます。SFマガジン8月号の追悼特集で作家・翻訳家・評論家による「短編ベスト3」が予告されました。この際、勝手に連動企画をやってしまおうってことで、あなたの選ぶ「短編ベスト3」を募集してみます。(当然ながら、早川書房未公認ですので、企画責任はすべて本サイトにあります。)〆切は6月22日、8月号の発売日までには頑張って集計(するほど応募があるのか?)します。よろしく、ご応募をお願いします。
5/28, 2002
SFマガジン8月号はお待ちかねのラファティ追悼特集。巻末予告によれば、短編5篇(The Wagons, Other Side of the Moon, When All the Lands Pour Out Again, Funnyfingers, Brain Fever Season)とエッセイ二篇だそう。"The Wagons"は'59発表の非SF処女作。続く"Other Side of the Moon"とともに初期作品集The Early Laffertyに収録されています。幻想味溢れる初期作品に続いて、"When All the Lands Pour Out Again"はSFセミナーの追悼企画でも話題になったデーモン・ナイトのOrbit 9収録作。これぞ、ラファティ!という奇天烈な作品世界は、玄人のラファティ・ファン向けでしょうか。"Funnyfingers"は'76にFunnyfingers & Cabritoとして限定版の綺麗なイラスト付き小冊子として刊行され、'92のIron Tearsに再録された作品。典型的ラファティ・ヒロインのオーレッドは魅力十分。(個人的には大好きな作品で、次の"らっぱ亭奇譚集"に訳出しようかと思っていました。ややネタバレを含むオーレッドの紹介はこちら)最後に、"Brain Fever Season"はアウストロ・シリーズで連作短編集Through Elegant Eyesに収録。アウストロとロイ・メガの巻き起こす悪ふざけマッド・サイエンスものの一品。
5/20, 2002
SFセミナーでのラファティ追悼報告をラファティ重箱の隅に転載。また、追悼企画の際に話題となった、ラファティ作品の出来と編集者の関係を考察してみました。参考資料として、編集者別・作品リスト(アンソロジー・雑誌)を作成。
柳下毅一郎さんによる"The Reefs of Earth"、いよいよこの秋刊行予定!だそうです。この際、山形浩生さんの"Archipelago"も出ないかなあ。
John Sladekの"Blood and Gingerbread"を入手。木箱のケースに入ったイラスト付きの綺麗な限定本である。いずれは、スラデック未訳作品紹介ファンサイトなんてのも作ってみようかと思ってたりして。
5/9, 2002
昨日(5/8)にて、追悼クロスワードの回答募集を終了しました。結局、ご回答(=ご正解)いただいた方は計7名。大森掲示板への書き込みも、"驚くべき効果"はなかったようです。(田波正さんによる"とりあえず、ベイリー"の書き込みが、ある意味"驚くべき成果"だと言えましょうか) クロスワードの解答をアップしておきます。
プレゼント本(らっぱ亭奇譚集・その壱)は鋭意製本中。ご応募された方およびSFセミナー追悼企画参加者でまだお渡しできていない方には、来週中にはお届けできるかと思います。
5/7, 2002
SFセミナーに初参加しました。いろんな企画を愉しませていただきましたが、今回の一番の目的は林哲矢さんによる合宿企画、"悪魔は死んだ〜ラファティ追悼"の部屋です。牧眞司さんがご披露されたラファティからの手紙は、例の"草の日のガレージセールで買った粘土製の"年代物タイプライターによるもの。コピーからでも、ガタガタの印字とかすれ具合が伝わってきました。柳下毅一郎さんの"ラファティはマジック・リアリズムだ"説には得心。マルケスは計算してるかもしれないが、ラファティは何も考えずに書いていて結果的にそうなったんじゃないかってこと。自伝的作品とされるIn a Green Tree TetralogyはそのままThrough Elegant Eyesに繋がっていき、いずれもラファティの世界観をまんま書いてるだけじゃないかと。そして、大森望さんによる、じゃあ「ぼくはほんとうにあったことを書いているだけ」の北野勇作といっしょだ、という発言がウケをとり、北野勇作は日本のラファティだ、との説も。しかし、北野さんはやっぱり考えて書いているから、全然違うという結論になりました。また、浅暮三文さんはラファティ落語説を唱えられており、確かにラファティのtall taleには、あたま山なんかにみられるシュールにぶっとんだ感覚とも通じるところがあるなあ、と思います。結局、ラファティは自作の構造にどこまで自覚的だったかってことが論点になり、作品の(小説としての)完成度の違いは、編集者によるんじゃないかって説が。牧眞司さんのコメントでは、ラファティはRoger Elwoodが編集者として気に入ってたらしいが、送った作品をそのまま載っけてくれるからだろうとの見解。それで、オービットなんかのラファティ作品の完成度が高い(って言うか、ちゃんとプロットとオチがある)のは、デーモン・ナイトが偉かったんだろうなと、企画が一瞬だけナイト追悼部屋に。(←なってません)
短編集どろぼう熊の惑星"について、けっこう好き嫌いが別れていたのですが、これは作品に明確なプロットとオチが存在するかどうかってところと関連しているようです。しかし、ラファティの短編については、"九百人のお祖母さん"収録作はむしろ例外的にきっちりと構成された作品が多いわけで、未訳の短編について僕がしたコメントは、"九百人のお祖母さん"収録作を期待する方には残念ながら殆ど残ってないけど、"どろぼう熊の惑星"ラインなら結構いい作品もあるでしょうと。さあ、SFマガジンの追悼特集では、どの作品が訳されるのでしょうか。
古本即売では、Galaxy, If, Analog等、多量の洋雑誌の放出に吃驚しました。探していたリサ・タトルの"Stone Circle"収録Amazing誌を百円で入手し、ご機嫌。その後、売れ残りが無料となり、ついついバズビイ、コニイ、ヤング等の掲載誌をごっそりともらってしまい、追悼記念(どんな言葉だ)にラファティ追悼部屋参加者全員サービスで配った「らっぱ亭奇譚集その壱」の分で軽くなった鞄も元通り以上に膨れあがって、合宿を後にしました。
4/26, 2002
ラファティ重箱の隅に追加。(パロディ、オマージュなどなど)
4/24, 2002
本日、4/20にお知らせしました5名の方にプレゼント本を発送。その後1名のご回答をいただき、現在までにトータル6名となっています。(プレゼント数を倍増したのは、衝動買いした卓上簡易製本機を活躍させたいがため、との説もありますが)、まだまだ回答募集中。〆切直前に、驚くべき効果を期待して大森掲示板に書き込みしてみましょうか。
無事、連休中の病院当直を外れ、SFセミナーに初参加予定です。主な目的はもちろんラファティ追悼部屋の合宿企画ですが、いろいろと買い物の予定なども。しかし、神保町は連休中は休みのところが多いだろうなあ...。
4/20, 2002
現時点で、クロスワードの回答者=正解者は5名。作者の予想以上に難しかったようです。敬意をこめて、これまでにご回答下さった5名の方には、とりあえず全員にプレゼント本を謹呈させていただきます。(後ほど、メールにて発送先を問い合わせさせていただきます。)
なお、引き続き2002年5月8日まで回答は募集中ですので、今後の到着分(あるのか?)の正解者の中から抽選でさらに5名の方にプレゼントさせていただきます。(これまでにご回答いただいた方にはすべてメールにて御返事をさしあげております。もし、返信メールが到着していないご回答者の方がございましたら、ご一報下さい)
さて、プレゼント本に載せる翻訳もほぼ仕上がりました。ラファティの短編5篇(すってんころりん、泡がはじける時、みんな空洞、燃えさかる家鴨とでっかい麺麭、九十九番目の小部屋)と長篇クレプシス年代記の第一篇、アヴラム・デイヴィッドスンのショートショート(最後の魔術師)、リサ・タトルのネビュラ受賞辞退作(骨のフルート)、キャロル・エムシュウィラー90年代の短編(妖精)。まあ、翻訳の出来はともかくも、素敵な作品ばかりです。
スレッサー、デーモン・ナイトと、好きな作家の訃報が続いております。本棚から数年前に買ったナイトの"Humpty Dumpty An Oval"を取り出して眺めたり。『ディック風のシュールな作品』とのふれこみにつられて買ったっきりになってる本ですが、これを機会に邦訳は...出ないだろうなあ。
4/8, 2002
今までのところ、クロスワードの回答者は4名、みなさんご正解されています。いちはやくご回答いただいた古沢嘉通さんと、全クロスワード・コンプリートを達成された林哲矢さん、おふたりのHPでコメントとリンクをいただいたおかげで、若干のご反響をいただいており、有り難いことです。そんなに難しく作ったつもりはなかったのですが、よく考えると高価な絶版本や旧い雑誌のバックナンバーなどを揃えていないとなかなか難しいですね。頑張ってください。
プレゼント本で、つい予告してしまったリサ・タトル"骨のフルート"の翻訳中。思ったより大変です。余裕があれば、キャロル・エムシュウィラーの"妖精"(Peri)も入れたいのですが...。まあ、私も頑張ってみます。
3/31, 2002
ラファティ追悼企画、(押しつけがましい)プレゼントつきクロスワードパズルです。よろしければ、どうぞ。
3/22, 2002
既にweb上では周知のことと思いますが、ラファティ氏は3/18にお亡くなりになりました。享年87歳(1914年11月7日−2002年3月18日)。謹んでご冥福をお祈りいたします。
2/22, 2002
ラファティ重箱の隅に追加。(ラファティの生没年?)
2/18, 2002
ラファティ重箱の隅に追加。(出なかった邦訳など)
2/14, 2002
ラファティ重箱の隅で、The Ninety-Ninth Cubicleのネタを書いて、ふと思いました。未訳で入手困難な作品の、ヴァージョン違いのネタを思わせぶりに書いて、何になるんだろう、と。もしご興味を持たれた方のために、急遽やっつけで試訳してみました。読んでみたいと思われた方は、ご連絡下さい。
さあ、これからもこの方針で行こう(って、無茶なことを...。)
2/12, 2002
ラファティを読んだり調べたりしていて気付いたこと、気になったことなどをとりあえず片っ端から書いていこうっていう新企画、ラファティ重箱の隅。これまでに更新履歴等、本サイトのあちこちに書き散らしてきたネタも再録しておきます。何かお気づきの点や事実誤認等がございましたら、お知らせ下されば幸いです。なお、入手可能な邦訳作品の解説等で読める有名なエピソード等は割愛させていただき、主にネットや原書、絶版書等で拾ったネタを中心とします。
2/8, 2002
ひと月ちょっとぶりの更新ですが、たいした変化はないです。原書リストに版違いを追加(Okla Hannali、The Reefs of Earth、Lafferty in Orbit)。途中まで読んで放っておいたApocalypsesに再度挑戦中なのですが、なかなかまとまった時間がとれず苦戦しています。面白いんだけど訳わからない文章を読み続けるのは、結構体力を使います。やっぱり、僕は短編指向なのかしら(←単に英語力と持続力の欠如という説も)。