三人の大科学者シリーズ

[The Three Eminent Scientists, or The Magi Set]



三人の大科学者シリーズ
 研究所シリーズにも顔を出すレックの長ウィリー・マッギリー(Willy McGilly)と、ヴェリコフ・ヴォンク(Velikof Vonk)アーパッド・アーカバラナン(Arpad Arkabaranan)の三人の大科学者はおかしな事件がおこるとただちに調査にやってくる。(せまい谷、七日間の恐怖、とどろき平
 ひと組の博士(Magi)を形成するには最低三人は必要で、コメット(Comet)とナマズ(Catfish)と普通の人間(Commoner)だ。Commonerに欠員が出来たときに限って、才能ある若者にチャンスがめぐってくるのだ。(とどろき平
 ヴェリコフ・ヴォンク博士は創造的進化の蓋然性部門局(Probability Division of Creative Mutations)で研究しており、ペニー硬貨を振ることによって蓋然性を高める能力を持つ部下のフリップ・オグラディ(Flip O'Grady)は人語を解するチンパンジーだ。(Jack Bang's Eyes
 Barnaby's Clockアウストロのシリーズ)ではバーナビー・シーンが発明品のお披露目に三人の大科学者を招いたが、アーパッドはとどろき平のエピソードで退場し、ウィリーは不在(て言うか、ウィリーが町を出るタイミングに合わせてバーナビーが企画した。なんせ、ウィリーを出し抜くのは至難の技だからね)なため、オリジナル・メンバーのヴェリコフと、Ergodic EimerとAugust Angstromのふたりの代員。"大科学者"の称号にはちょっと疑問が残る面子だ。

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