2002年3月18日、ついにラファティが亡くなりました。高齢の上、病気療養中でもあり意外ではなかったといえ、やはりショックな出来事でした。しかし、林哲矢さんも嘆いておられたように、あまりにもweb上での反応が少ないですね。という訳で、ささやかながら追悼企画をやってみようと思います。
コンセプトは、この機会に全邦訳作品を読み直してみましょうってこと。翻訳のある作品やインタビュー等からのみネタを拾ったクロスワードパズルです。(カタカナ表記には若干の異同がありますので、元ネタの記載されている訳語に準じています。)灰色のコマが5つありますが、この5文字を並べ替えてラファティ作品に縁のあることばを作ってみて下さい。
なお、期間限定プレゼント(らっぱ亭奇譚集・その壱)は終了(2002年5月8日にて)しました。ご回答いただいた皆様、どうも有り難うございました。
タテのカギ
1. 蜘蛛のアステロイド。
2. ブーマー平の有色人には、ちょいとこいつの血がまじってるそうな。
3. −−ライオンは、アストローブの猛獣で人間が大好物。
4. 特殊様相調査員のひとり、−−・ハックル。
5. ならず者グループ、−−の頭は小娘だ。
6. 地球には−−みてえにでっけえ鳥はいねえと、おら教わっただよ。
8. 火星原産の地衣類から作った香りのよい高価な刻みタバコは−−印。
9. フィナティ=ホックマン・トロフィ受賞講演で、アルバートが自らを例えた病気の菌類とは?
11. "マンティス"が刊行される筈だった出版社。
13. オランダ娘マーガレットと三体のゴーレムが乗っていた船は−−号。
15. 物まね師になるには才能がなさすぎた語り部。
19. 海の底に住んでいた−−は、高く登るのが大好きな生物だった。
20. ガートルード伯母さんのあらゆる料理には、−−が使ってある。
21. 悪党−−・マルドゥーンの父親はいかさま師のクロイソス。
25. 一生を一度に一日で生きる男。
26. ヨコ23と同じ。
27. −−の長老団。
29. 草の日には、巨大なかめにはいったチョック・−−がひょうたん形の柄杓でふるまわれる。
30.「問い:史上最高のSF作家は誰か。答え:R・A・ラファティ」という有名な記載のある大森望のラファティ論は、イースターワインに−−。
31. カミロイで結成されたPTAの一員。
32. 悪魔の命日に飾る花輪は?
35. ラファティ翻訳両巨頭のおひとり、−−・典夫氏。
37. エヴィタの弟。
39. オーデン、もしくは悪魔のような空虚な大怪物−−。
ヨコのカギ
1. どろぼう熊の惑星を編訳した、ラファティ翻訳両巨頭のおひとり。
7. −−・マデロスの夜明けのチリ・パウダー。
8. 「ぼくのエキスは濃すぎるからね。」−−が言った。エピクト誕生時の出来事である。
10. 空の獅子
12. ワイルド・ワイン
14. ラムの血のしみこんだ肉屋の大きな包装紙に19の方程式を書きあげて、全世界でせいぜい二十人のきわめて学殖豊かな人びとに認められたのは?
16. ランドウィッチ盟約の調査現場にて製作された小品映画「−−の陥落」にて、ハーリドは史上最低年間男優賞を受賞。
17. エピクトはスミルノフ所長のことをこう呼ぶんだけど、本当のとこはどう思ってんだか。
18. いくら年をとっても娘々していて、ぜったい女にならないヴァレリー。でも、−−です。
20. ヴァレリーが創った詩の中で、陽気になきたててたのは?
22. まいご月の谷で−−・ホイッスルを吹いたら、ほら、降りてくる。
23. 田園の女王が収録されてたのは、世界−−SF傑作選。
24. テルとガーンが最初にむしったのは、−−鳥のマイダス。
26. −−跳びはローアへと変態する方法。
28. はみだし横町。
30. ミカエルの飼っている小鳥のエサ。
33. チャールズの説では、正餐の−−の材料はキビ。
34. 世界最高の13の頭脳のひとり、−−・ロバチェフスキー。
36. ミスター・カウ・パスがボールがカーブする理屈をつきとめられたのは、六年生を二回やったおかげで「初等学校−−」が血となり肉となっているからだと。
38. ヒドラの脳ミソ料理では、あたりに−−の匂いが立ちこめる。
40. プチ・−−辞典では、チプチャ・インディアンについて五行もよぶんについやしながら、ほとんどなにも述べていない。
41. −−はみにくい、とは苦虫ジョンの言葉。
42. マーロウより百万倍くだらないマーロウ。
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